こんばんは。
お越しくださってありがとうございます。








ゴールデンウィーク明け職場の話題は、

予想していた通りだった。


父がああ言った。

母がこうしてくれた。

夫が何処其処へ連れて行ってくれた。

子供が笑った、泣いた。

等々、、、

“家族”の話を延々としている。


幸せそうに話しながら和気あいあいとしている。



休憩室ではその話題ばかりだ。

私は耳を塞ぎたくなる。

“家族”なんか私にはいないから、、、

私は休憩室のテレビのボリュームを思い切り上げた。

大人気ない行動だとは自分で解っている。

『うるさい、羨ましい、うるさい、悔しい、

うるさい、何故私は一人ぼっちなんだ?!』

そんな葛藤をもちながら、

自分が世界で最も不幸だと嫌でも認識させてくれる、

(キツい事を書くが、)アホな幸せボケ職場だ。

それをテレビのボリュームを借りて
聴こえない様にした。



その行動はそんな私の気持ちを昇華した。

周りは私の事を話の話題に入らない

ヒステリックな変な人と思っているだろう。


思われて結構だ。

父と母がしんでから、

私は人とは違う世界で這いずり回りながら、

生きているからだ。

吹き溜りの中でしか

生きるしか仕方がないのだ。


今日は歓迎会だ。

皆で幸せ自慢を思い切りすればよい。

勝手にやればよい。

お好きにどうぞ。


ウキウキしながら皆は職場を後にする、

私は一人残って残業した。

当然ながら

一人残って仕事する私には

助けてくれるどころか、

何の言葉掛けもない。


とても冷たい職場だ。


私はあの人達の世界には二度と入れない、

それが事実だ。現実だ。

世の中だ。


一人残って仕事をする私の耳に

職場を後にする人達の黄色い声が聞こえた。


………うるさい、黙れ。

心の中で叫んだ。

私の心は爆発しそうだった。









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